施工ポイント
以前はご先祖様のお墓が足場の悪い山の中に点在しており、建立者家族の高齢化に伴い、墓参りのしやすい宮島墓苑に移転(改装)を計画。先祖の遺骨は五輪塔(右)にまとて納骨し、建立者家の墓として和墓(左)を生前墓として建立。シンプルで伝統的な和墓フルセットだが、気品のある大島石と那智黒の砂利石を使ったことで、高級感がプラスされた。また玉垣の入口部に象鼻(曲線ライン)を使うことで、堅苦しくないやわらかいデザインも出せた。小柱の上に乗った玉葱のような擬宝殊(ギボシ)は、当社がオリジナルで偏平型を製作。全体的に伝統的なスタイルながらも洗練された優美な印象を出すことが出来た。